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Microsoft .NET 関連サンプルの解説


3、ASP.NETでのPageTrace.Write(string)

トレース(Trace)はプログラムの動作を追跡するのに使います。
普段は無効にしておいて、必要なときにだけ有効にすることもできます。

VisualStudioを使えない環境でも、プログラムの動作状態を取得することができますので、知っておくとトラブル解決に非常に役に立ちます。

もちろん、プログラミング時のデバッグにも有益です。


ASP.NETでのTrace(string)は
MSDN Japan Home >  MSDN Library Japan >  .NET Framework >  リファレンス >  クラス ライブラリ >  System.Web >  TraceContext クラス >  メソッド > TraceContext.Write(string)
にあるのですが、ここ自身には解説もサンプルもありませんので、以下のものを見てください。

MSDN Japan Home >  MSDN Library Japan >  .NET Framework >  アプリケーションの構築 >  ASP.NET Web アプリケーションの作成 >  ASP.NET トレース > トレース メッセージの書き込み

今度は逆に詳しすぎなのか、すべてを読んで理解してから使うのでは面倒な感じなので、あっさりと実現する手順を書きます。

  1. VisualStudioでASP.NET Webアプリケーションを選び、「TraceTest」という名前で作成します。
  2. WebForm1.aspxのコードを表示し、Page_Loadメソッドに「 Trace.Write("traceで出力");」を書き込みます。
  3. Web.configを開き、 「<trace enabled="false"」となっているところを、「<trace enabled="true"」と書き換え、保存します。
  4. IEを起動し、「http://localhost/TraceTest/trace.axd」ページを表示します。アプリケーショントレースという表示があればTraceの準備は成功です。
  5. 「TestTrace」を実行します。
  6. 「http://localhost/TraceTest/trace.axd」ページを表示しているIEで「最新の情報に更新」します。
  7. 「このアプリケーションに対する要求」の表示が増えていればTrace成功です。

この方法ではこのWebアプリケーション全体のTraceができます。



Traceの追加情報:

  • Web.configで「<trace enabled="true"pageOutput="false"」とすると、別IE上の「http://localhost/(実行フォルダ)/trace.axd」にトレース情報が表示されます。
  • Web.configで「<trace enabled="true"pageOutput="true"」とすると、ASP.NETの実行画面の下部にトレース情報が表示されます。
  • aspxファイルの@ Pageディレクティブを修正することで、特定のページのTraceをすることができます。このときページ下部にトレース情報が表示されます。
  • TraceオブジェクトはPageオブジェクトのプロパティです。
  • Writeメソッドを使わなくても、トレース情報が表示されます。


ASP.NETのトレースは、普段のデバッグだけに限らず、できるだけ実運用環境に近づけた環境でのデバッグ、運用時のトラブル調査などに非常に有効です。
ASP.NETで開発するための必須の知識といえると思います。